釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

デパ地下が好きである。
出張時に、三越、伊勢丹、高島屋とことごとくまわった。
百花繚乱とも思える惣菜を見ると、トキメクのである。

一時期凝ったのが、サバの味噌煮。
吉兆、美濃吉etc.
一切れ、５００円という高級品もいただいた。
まぁ、確かにうまい。

熱い飯にサバのアブラが溶け込んだみそダレをからめ、
一味をぱらりとふりかけて、わしわしと食らう快感は、なかなかのものである。




電子レンジで暖めてはいけない。
仕組みのわからん面妖な機械で暖めるというのは、サバ缶に対して無礼というものであろう。
湯煎で、やさしく、やさしく暖めるのである。
もちろん、皿も暖める。

頃や良し、サバ缶を皿に開けて飯を茶碗に盛る。
腹のぴろぴろの部分から、ご飯にのっけてパクリ。
みそ味が絶妙にしみこみこんだ身が、口の中でとろける。
吉兆も美濃吉も吹っ飛ぶのである。
スプーンでタレをかけて、わしわしとかきこむ。
一息ついたところで一味をぱらりとふって、再度わしわし。
３００円の幸福である、ふう。

金華サバと八戸サバの味噌煮♪