2008年08月21日
歌姫
久しぶりに、ちあきなおみの「喝采」を聴く。
歌詞を要約すると、歌を歌いたいがために愛する人と別れ、
そしてしばらくしてから届く訃報、それでも好きな歌を歌い続けるという内容。
この歌でレコード大賞を取ったちあきなおみは「歌いたい歌だけを歌いたい」と芸能界をリタイアする。
後にご主人となる郷鍈治氏(宍戸錠は実兄)と知り合い、芸能界に復帰。
彼のプロデュースにより「歌いたい歌」だけを歌い始める。
まさに水を得た魚、珠玉の作品が次々と生まれたのもこの時期である。
しかし、ご主人が肺がんで亡くなり、引退。
代表作である「喝采」の歌詞の内容と逆の人生となった。
恋人が亡くなっても悲しみをこらえて歌い続ける歌手「喝采」、
ご主人が亡くなって悲しみに打ちひしがれて歌うことをやめてしまう「ちあきなおみ」。
「歌」とは、かくも残酷なものであるか。
虫のすだきが聞こえる。
もうすっかり秋だ。
歌詞を要約すると、歌を歌いたいがために愛する人と別れ、
そしてしばらくしてから届く訃報、それでも好きな歌を歌い続けるという内容。
この歌でレコード大賞を取ったちあきなおみは「歌いたい歌だけを歌いたい」と芸能界をリタイアする。
後にご主人となる郷鍈治氏(宍戸錠は実兄)と知り合い、芸能界に復帰。
彼のプロデュースにより「歌いたい歌」だけを歌い始める。
まさに水を得た魚、珠玉の作品が次々と生まれたのもこの時期である。
しかし、ご主人が肺がんで亡くなり、引退。
代表作である「喝采」の歌詞の内容と逆の人生となった。
恋人が亡くなっても悲しみをこらえて歌い続ける歌手「喝采」、
ご主人が亡くなって悲しみに打ちひしがれて歌うことをやめてしまう「ちあきなおみ」。
「歌」とは、かくも残酷なものであるか。
虫のすだきが聞こえる。
もうすっかり秋だ。
Posted by Kurosaki at 20:55│Comments(2)
│読書、音楽、映画
この記事へのコメント
こんにちは、
「虫のすだき・・」ですか。
初めて聞く言葉にお脳が・・・←テンです。
文脈から虫が鳴いているんだという事は感じ取れますが、
こんな言葉って学校じゃ習いませんでした!・・・代返常習犯。
辞書には「すだく【集く】【呻く】」と動詞形でありました。
blogで一つ賢くなったかな(笑)
「虫のすだき・・」ですか。
初めて聞く言葉にお脳が・・・←テンです。
文脈から虫が鳴いているんだという事は感じ取れますが、
こんな言葉って学校じゃ習いませんでした!・・・代返常習犯。
辞書には「すだく【集く】【呻く】」と動詞形でありました。
blogで一つ賢くなったかな(笑)
Posted by dive at 2008年08月22日 11:52
diveさん、こんばんわ。
調べていただいて、ありがとうございます。
ナルホド、こういう字を書くんですね、知りませんでした(汗)。
結構、無責任だったりしていますね。
しかし、今週末は海が荒れて出撃できず、来週も所要でダメ。
ううむ、鳴きたくなってくる、しくしく(←呻く?)。
調べていただいて、ありがとうございます。
ナルホド、こういう字を書くんですね、知りませんでした(汗)。
結構、無責任だったりしていますね。
しかし、今週末は海が荒れて出撃できず、来週も所要でダメ。
ううむ、鳴きたくなってくる、しくしく(←呻く?)。
Posted by Kurosaki at 2008年08月22日 17:59