2011年05月18日
KJP125
K-TEN ジャンポングポッパー 125mm 30g。
オークションで購入(安かった)。
製造開始が1991年、掘り出しものである。
いわゆるポッパーであるが、これはウッド製でさらには、
重心移動(K-TENシステム)を搭載しているのである。
重ねて書くが、「ポッパーで重心移動」を搭載している。
最初は、頭が混乱した。
ポッパーと言えばウェイトがリアにあるのが当然である。
後→前→後、とウェイトを移動させるのか?
バスタブに浮かべて見て納得した。
通常ポッパーは「垂直」に浮くが、これは「水平」に浮くポッパーなのである。
重心移動は一般的な、前→後→前であった(よかった)。
タックルハウスのカタログを見ると、
「スプラッシング、バブリングは、一級品。リトリーブ時はもちろん、
ストップ時からのアクションづけもアングラーの意のままに。あらゆるテクニックに応えます。」
とある。
バブリングとはルアーに気泡をまとわせる、ということか。
今では聞き慣れない言葉である。
製造開始が1991年か・・・。
バブル崩壊が表面化した年。
売れなかっただろうなぁ、と勝手に想像する。
しかし、発想は斬新ではある。
青物の(マグロも含めて)TOPゲームがブレイクした昨年から20年も前に、
このようなルアーを作った二宮さんの着眼点に敬服する。
Posted by Kurosaki at 18:35│Comments(0)
│ルアー