釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

北からの帰りに、藤本鮮魚店に電話する。
「サバ、ある？」
「アブラそんなにのっていないけど、鮮度がいいのがあるよ。１本だけ。」
もちろん、取っておいてもらう。
他に、丸々としたキスを５本ばかり購入する。


サバ（湾内）は半身を刺身に、残りはシメサバに。
キスは、コブでしめて糸造りに。






さてさて、先ずはキスから。
水分が抜けてねっちりをした身から、濃いめのうまみがちゅるちゅると出てくる。
そして、コブの香り。
サバの刺身はしっかり血抜きしてあっただけに、一点の臭みもなく、皮の周りの肉がこりこりとした歯触りで、
そして、繊細で甘いアブラがかみしめるたびに出てくる。
脂がのるばかりがうまいということではない、とつくづく思わされる上品な味わいの一匹。
酒は、最近力をつけてきた「松緑　山廃純米酒」のぬる燗。
ふう・・・。


ただし、シメサバはそれなりでした。
全部、刺身で食べればよかった、と反省。

いつもの年であれば、とっくにアブラがのったサバが出回っているはずで、しかも１０月も半ばになろうとしているのにキスが獲れている。
猛暑の影響が、まだ海に残っているのであろう。