釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

通常であればスケソウダラのそれであるが、津軽の今の時期は真鱈のコッコ。
毎年今の時期は、一腹の半分をいつもの市場の店で買い求めることにしている。
しかし、おおきいなぁ（汗）。

この卵巣から卵をスプーンでかきだして、酒１醤油３の割合でタッパに漬け込む。
我が家の場合は、するめを細く切って一緒に入れる。
一晩おくと食べられるようになるが、おいしくなるのは３日目くらいから。

熱々のご飯でいただいても酒の肴にしても大変ヨロシイ。
口の中でコッコがぱらぱらとほぐれ、プチプチとした歯触りが何とも言えない。
息子なんぞは、ご飯の上に大量に載せてわしわしと口にかきこんでいる。

卵を包んでいた「皮」は酒で炒って、ネギをくわえて醤油で味付けする。
ちょっと冷ましてからいただくと、ぷりぷりしこしことした歯ごたえがあり、コッコが絡んでこれまたおいしい。

毎年これをいただくのは１月の下旬、真冬のピークである。
一週間かけて食べ終えると１月が終わり、そして立春。
子供のころからそういう暦で食べていた。
季節を感じる食べ物はいいなぁ。