釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

村上春樹の１Ｑ８４を読んでいる。
３回読んでも飽きない。
それほどまでに、深い小説である。
五嶋みどりのカプリースを聴きつつ（最近こればかりだ）パシヴァとレシヴァ、二つの月についてツラツラと考えているうちに、岩崎到着。

「とりしん」に顔を出し、朝飯の醤油の焼おにぎり（裏メニュー、絶品）を頼み、ポイントへ。
波は１ｍといったところか。
ＴＫＬＭ９/１４（赤金）で一通り探りを入れた後、過去に何度もイイオモイをさせてもらっているトレースコースを責める。
カウントダウン４。
ぐぐっ！
おお、早くも来たか。
あれ？引かない。
ここには根は入っていないはずだが・・・・・
ロープか網の類のものが波で流されて、トレースコースをふさいだのだろう。
ＴＫＬＭ君、デビュー当日にロスト（涙）
その後、何も起こらず、ゴーチン。
北東の冷たい風が吹きはじめ、息が白くなる。
上弦の月（この世界では月は１つだ）の横には冬の大三角形。
見事な夜空だ。
でも、寒いので「とりしん」に行こう(笑)







お通しに、サクラマスのルイベ。
舌の上でとろりととろける身に、うっとりとなる。
生ビールを、ゴクリ。
釣りの後の生ビールは、本当にうまいのだ。


となりに座っている漁師さんとマスター、あーだこーだ、わははわはは、と夜はふけていく。
「絶対にマグロが釣れる話」に腹がよじれるほど笑う。
ううむ、なるほど、その手があったか(笑)
お土産に葉ワサビをいただき、ありがとうございます。
マスター、またイジリに行くからね(笑)


３時、あまりの寒さに、目が覚める。
寝袋に潜り込み、ダンゴムシのように丸くなって寝なおす。
４時３０分起床。
フロントガラスには霜。
気温０℃。
やれやれ・・・。


昨日下見したポイントへ。
若干ではあるが底荒れが残っている海に向かってキャストする。
ルアーはＫ２Ｆ１２２、イワシレッドベリー。
以前にも書いたと思うが、投げていて本当に気持ちがいいルアーである。
飛行姿勢と飛距離が抜群である。
このポイントは今の時期はヒットタイムがほぼ決まっていて、その時間までＫ２Ｆで遊ぶ。


ヒットタイムの３０分前、Ｍ１４８にチェンジ。
おりから南風が吹き出し、海が左から右へと流れ始める。
ルアーがいい感じで流れをつかんでいる。
夢中でキャストして、気がついたらヒットタイムを３０分過ぎていた。
ゴーチン。
来週も来るからな、まってろよ！