釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

塩分に敏感である。
ちなみに、血圧の話ではない。


頭から波しぶきをかぶるような、エクストリームな状況でのショア。
ヘッドランプにしみこんだりしたら、一発で使い物にならなくなる。
ウエアーのファスナーの金属部分だって、錆びる。
荒れた状況でのマグロ釣りでナブラにダッシュする際のシブキ（なんて生易しいものじゃなかったりする）を浴びる、オフショア。
タックルが海水を嫌というほど浴びる。
当然、細部までしみ込んでいるであろう。


一応、ロッドは水道水で洗い、リールはドラグをきつく締めてさっと洗う。
スプールは３時間ほど水につけて潮抜きし、ルアーも同様に潮抜きする。
釣行の間隔があいたら、まぁ、このように手入れする余裕があるのだが、連チャンの場合。
例えば、一泊でのマグロ釣り。
タックルを旅館に持ち込むわけにもいかず、車に積んだままである。
これは、塩分が、気になる。


いいものを見つけた。
「ＶＡＲＩＶＡＳ　タックルにシュッ！」
Ｋ２ＲＰと一緒に、「ますへい」で求めた。
瞬間塩分中和剤である。
『瞬間』がミソであろう。
これを振りかけた瞬間に、塩分が中和されるのである。
もちろん、液体なのでタックルの真水で流しきれない細部まで入り込んで、塩分を中和してくれることであろう。


早速やってみた。
効果が顕著に現れるであろう、ライン。
釣行終了時にシュッ！とやって、家に帰ったら水道水でさっと流すだけ。
ラインを、なめてみる。
・・・しょっぱくない！
ラインを使い込んでいると、相当潮抜きしたつもりでも、
ノットを組むときに口にくわえるとしょっぱかったりするのに、しょっぱくない。


ルアー。
ありがたげなスベスベ感がある。
防錆効果もあるようなので、なにやらがコーティングされているのであろうか。
使用済みのルアーをジップ付きのビニールケースに入れて５吹きほどした後に適当にシェイクしただけ。


ソルティガに吹きかけてみた。
塩分が結晶化していいるので、スプレー後そのままで一晩置いておいた。

前






後








なかなかのスグレモノである。