釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

金曜日、久しぶりにテレビに見入る。
阿久悠物語。

阿久悠が山口百恵に嫉妬する場面がおしもろかった。
阿久悠は詞で時代を切り開いたが、家族を背負う山口百恵には時代が寄りそったのだと思う。
そして、駆け抜ける。
山口百恵が引退を発表した時に、「もう走るのをやめます」と暴走族が解散宣言した。


山口百恵のベストアルバムを聴きながら岩崎に向かう。


１８時３０分開始。
早くも体中を汗が伝い始める、暑い。
気温２４度、横殴りの雨、予想以上に波が高い、濁りもかなり入っている。
こりゃ、苦戦しそうだ。


マズメ時のパイロットルアー、システムミノー139Ｆ　ＣＧイエローをキャスト。
こんな天気の中釣りに来たことを後悔し始めた１９時３０分頃、いきなり竿ががつんとノされる。

ドラグがジージー唸りを上げる。
・・・ん、しかし、エラ洗いが無い。
ひたすら底に突っ込む。
さんざん走られて、ようやく魚体が見える。
ゆうに５０㎝はあろうかという黒鯛君でした。
ごぼう抜きできる重さではない。

フイッシュグリップでランディングしようとするも、口が小さい（汗）。
もたついているうちに、大波一発どぶんでフックアウト。
本命じゃないし、まあいいか。・・・ぐすん。



その後ルアーチェンジするも反応がなく、伝家の宝刀システムミノー139F闇鰯をキャスト。
２投目の着水直後、３回くらい巻いた時にココンというアタリ。
アワセをくれてリールを巻くと、何やらモソーと寄ってくる。
ソゲでもかかったかなー、とくるくる巻いているといきなりの反転、エラ洗い。
釣られたことにようやく気がついた、おマヌケなスズキ君（笑）。

しかし、システムミノーがゆうに７０ｍは飛ぶ強風下、反転されたのは５０ｍあたりか。
当然のことながら、なかなか寄らない。
腕がパンパンである（今朝、テニスを６ゲームもやったからだ）。
波が高くランディングがむつかしい。
ずり上げたかと思うと波にさらわれていく。
寄せ波で足元にきた瞬間、えいやっとハンドランディング。
７２㎝、３．４ｋｇ。




スズキは、いる。
条件さえよければ、真夏でも釣れるのだ。
今季、一番うれしい一本。


乾杯。