釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

前回Ｋ２Ｆ１２２で釣った満足感（ずっとこれで釣りたかった、２年かかった）があり、
「今年はシーバスは、もう、いいかなぁ」
なんて思っちゃったりして、
「ベタ凪じゃぁ、出てもフッコクラスだしなぁ」
なんて思っちゃったりしたのだが、
「家でウダウダするものなんだなぁ」
なんて思っちゃったりしたので、出撃（←長い！）


前半、ナニゴトモオコラズ、ポイントその２へ移動。
ＴＫＬＭ１２０（グローヘッドクリア、以下同じ）で「流れ」を探るも、まるで無し。
ＴＫＬＭ９０ＳＰ（クリアＧＨピンクヘッド、以下同じ）で誘うも、反応なし。


ポイントその３へ。
ナニゴトモオコラナイ。
まぁ、こんなもんだろ。


ポイントその２へ戻る。
ＴＫＬＭ１２０をキャストすると、かすかではあるが右からの流れを発見。
「これは、イタダキか（ふふふ）」
と、内心ほくそ笑むも反応がない。
あれ？
ＴＫＬＭ９０（サイトカラ―・ブラック）ＴＬＫＭ９０ＳＰ、ＢＫＳ９０、ローリングベイト７７(笑)
ううむ、困った。


・・・（←一人で作戦会議）
！！（←いい考えを思いついた）
１．「流れ」があるのに魚はいない。
２．いずれ、この「流れ」に魚は付くであろう。
３．アクションが派手な上に目立つカラーで魚を寄せればいいのだ。
という３段論法(笑)のもとに、ＢＫＲＰ１１５（グローベリー）に十分畜光させて、
左３０度にキャストすること５回ほど。
続いて、ＴＫＬＭ９０ＳＰ。


数投後、「ごっ！！！」というアタリ。
いきなりのフルベンド。
ふふふ・・・、３段論法、正解。
瞬間、ラインテンションが抜ける。
急いでラインを巻き取ると、まだ魚がついている。
さらに抜けるラインテンション。
魚が、こちらに向かって泳いでいるのだ。
さらにラインを巻きとり、リーダー（５ｍほど）がトップガイドに入ろうとしたとき、いきなりの反転。
うなりをあげる、ドラグ。
前回の魚より、パワーがある。
ロッドを寝かせて走るだけ走らせて、巻けるときに巻く。
フックは＃４バーブレスなので、余裕はない。
ドラグも締めるわけにはいかない。
リーダーの結束部が、トップガイドに入った。
ランディングに備えて、ヘッドランプをつけた瞬間、
光に驚いたのか、再度、走り出す。
なんて、タフな魚なんだ。


ロッドをしめこむパワーからして、玉網（直径６０ｃｍ）でのランディングは無理と判断し、
ハンドランディングをするべく、一段下のテトラにジャンプ。
再度魚を寄せにかかる。
魚体が、見えた。
・・・でかい！
次の瞬間、再度走り出し、ギラリと反転、かすかな首ふり。
・・・フックアウト。
ローリングして、自らフックをはずした魚。


「ナイスファイト！」
思わず、口に出た。
ロッドを置いて、拍手した。


と、言いつつも、家へ帰ってウイスキーを飲んでいると、ヤニワニくやしくなってきた。
そして、ワクワクしてきた。
今週末から、マグロが始まるが、このままでは終われない。
また行くからな！
待ってろよ！


追記
フックは伸ばされておらず、フックポイントもしっかりしていた。
今回は、完全に、負け。
前回釣った魚を食べたところ、歯ごたえがすごかった。
すなわち、コラーゲンの量が多いということ。
コラーゲンの多い白身魚（例えばウナギ）はタフなのだ。
今年の、今の時期の、岩崎のシーバスはこういう魚が多い。