釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

そのものずばりのネーミングである。
沖縄県石垣市字石垣の畠山研究所というところが製作している。
約１０ｋｇまでの魚を〆ることができるそうである。


思い起こせば去年、ワラサを数本釣った時。
魚を〆るときにもどかしさを感じた。
首骨を切って失血死させるのであるが、なかなか死なない。
苦しそうにパクパクしている。
おまけに、ナイフが刃こぼれ（ワラサといえども骨は堅いのだ）する。
一撃で楽にできんものか、と常々考えていたところ、たまたまネットで引っかかってきた。


これを魚の脳天にぐさりと差し込み、グリ、
とえぐることによりナイフ状の刃先が魚の脳と神経を破壊することができるという。
一撃で昇天させることによりフックも外しやすくなり、手返しもよくなる。
ということは、群れでいることが多いブリワラどもを一本でも多くとることができるというものである。
・・・そうなるといいなぁ(笑)


もちろん、シーバスにも使える。
これで、ぱくぱくと苦しむ姿を見なくて済むというものである。


猫を飼って以来、生き物に情がうつるようになってきた。
掌に、みゃぁみゃぁと鳴く赤ん坊の猫を抱いたときに、何かが変わったのだろうか。
ひょっとしたら、これが、一番の購入動機かもしれない。
それまでは何ともなかったのだが・・・。


いずれにせよ、一撃で昇天→血抜き→神経〆めという一連の作業により、
魚をこれ以上ない、というくらい美味しく食べられるのは間違いないだろう。
ちなみに家の猫は、刺身を食べません(笑)