釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

映画「エディット・ピアフ」を観る。
フランスの国民的歌手の４７年間の生涯。
たとえば、「歌」というのは、この歌を歌いたい、
という風に人が「歌」を選ぶのが普通であろう。
ピアフの場合には「歌」が向こうから「歌って」という風に迫ってくる。
突然現れた伍長（明日、前線に送られる）から提供された歌、
恋人マルセル（２歳で亡くなったピアフの娘と同じ名前）が飛行機事故で亡くなった直後に歌った歌（愛の賛歌、私の神様）
オランピア劇場で奇跡のカムバック（自殺行為と言われた）のきっかけとなった歌（水に流して）
「歌」自らが世に出るために、ピアフを利用しているように思える。
「歌」に人生を決められてしまったような生涯。
壮絶の一言。







１９時、岩崎到着。
ピアフの声が頭から離れない。
無性に強い酒が飲みたくなる。
やれやれ・・・。
釣りに行く前に観る映画じゃなかった。


ウネリが多少残っており、多少の底荒れもある。
２か所目のポイントで、Ｋ２Ｆ１２２を大遠投していい感じの流れを発見。
デッドスロー開始。
・・・あれ？
３投で流れが消える。
ならば、ということでＴＫＲＰ９０をキャストする。
月明かり、澄み潮、チョイ波、この条件でトップを狙わない手はないだろう。


・・・反応なし。
ＴＫＬＭ１２０、ＴＫＬＭ９０ＳＷ、そしてまたＫ２Ｆ、ＴＫＲP９０のローテーション。
ルアーカラーは全てクリアもしくはクリアHG・ピンクヘッド。
ゴーチン。
この条件でこのローテ－ションで出なければ、あきらめがつくというもの。
集中力が途切れ、止んでいたピアフの歌がまた頭の中で流れ始めた。