釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

１８時。
あれ？思っていたより波が高い。
目指すポイントの一歩手前でキャスト開始。
どーん、と押し寄せる波。
足元の岩が手前にえぐれているので、シブキは海側に。
どっぱーん！
足下の大岩が一瞬ではあるが、揺れる。
すごい力だ。


Ｍ１２８、ＫＬＭ１０５、ＴＫＬM９／１４、ＦＬＲ１０、赤金のオンパレード。
ううむ・・・。
真っ暗になると這い上がるのが難しくなるので、明るさが残っているうちに次のポイントに移動。
風裏になっていて、サラシができている。
こりゃ、いい雰囲気だ。
１３９ＦＣＧイエロー投入。
沖から足元、さらには両サイドの岩の際を丹念に探るも、ゴーチン。
ううむ・・・。
移動。


とあるサーフへと続く細道で、足元から「ガササッ・・・」と何かが飛び出した。
暗闇の中にらんらんと光る二つの眼。
正面に二つ揃っているので、タヌキであろう。
５ｍほど離れてにらみ合うこと数秒。
暗闇の中に消えて行った。
勝った。
・・・タヌキとにらめっこしている場合ではない。
ＴＫＬＭ１２０（ハーフマスクチャート）をひたすらキャスト。
・・・ううむ。


らくちんポイントに移動してＣＤ７投入。
集中力がなくなり、飽きてきたときにはこのルアーに限る。
ぷるぷると伝わってくる振動が、
「ボク、一所懸命泳いでるんだモンネ」
言っているようでなんだか微笑ましくなってくる。
天空の中心に北斗七星が、でん。
そうだ、「とりしん」にいこう。


生ビールをゴクリ。
ふう。
いつもの面々がそろっていて、あーだこーだの午前様。
今年はシーバスが好調な模様。






５時起床。
寝過した（汗）


ポイントへ向かう新ルート発見。
崖を、下る。
こんなことやってたら、そのうち落ちるかもなぁ。
でも、面白いのでやめられない。
南風が相当強い。
こんな時は、Ｋ２Ｆ１２２。
ライナーキャストで横風をものともせずに飛んでいく。
足場は高くて狭いが、写真真ん中の二つのくぼみにブーツがピッタリとフィットするのですごく安定する。
これはある意味すごいポイントかもしれない(笑)
波が高くなり始めたので、移動。







南風を追い風にできるポイントへ。
ＣＤ９が４０ｍ、Ｍ１２８が６０ｍ飛んでいく。
これだけ飛べば、爽快である。


と、後ろから「おはようございます」と声をかけられた。
あっ、イワサキ君だ！
今季初遭遇(笑)
釣り場でよく声をかけてくれる、岩崎在住の好青年。
他のアングラーがまず行かないポイントでよく一緒になる。
名前がわからないので、僕が勝手にイワサキ君と呼ぶことに決めた。


暖かい缶コーヒーをいただきながら、情報交換。
今季、海サクラを５本釣ったという。
さすが地元アングラーである。
おまけに、ポイントにやたら詳しい（海に潜っているのだ）。
現在、ショアジギングに興味があるらしい。
あーだこーだと小一時間。
なかなか楽しかった。
情報収集は、しっかりできた。
魚は・・・、釣れなかった（涙）