釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

包丁を、髭が剃れるくらいに念入りに砥ぐ。
マピオンをチェックすると明日の朝までは何とか天気が持ちそう。

３時出発、５時到着。今日はスズキ、明朝はウミサクラねらいという算段。
深いワンドになっていて海水温が高そうなのと４月に実績があるという中ノ澗に入る。　

去年の１１月以来のスズキ釣り。
刻々と光が変化する夕暮れから日没、レンジやカラーを考えながらのルアーチェンジが楽しい。

左の磯場まで往復したが、反応無し。
午後８時頃、南風が強くなり始めたので、追風になる大間越漁港に移動。
１０ｍはあろうかという風と横殴りの雨の中、９時までキャストするも反応無し。

予報より天気が早く崩れてきたので、帰ることにする。
所詮、ジンクスは天気には勝てないのである。
しかし、帰っても晩飯はない。カップメンというのもナンだかなー。

そうだ、「とりしん」があった。
岩崎地区で１１時まで営業している唯一の赤提灯。
店に入ると、４名のお客さんとなかなかチャーミングなおかみさんがいっせいにこちらを振向く。
地域外の人はめずらしいのかしら（汗）。

焼鳥の持ちかえりを頼むと、「少々お待ち下さい」とグラスに氷の入ったお茶をいただく。
うれしい心遣いである。

電話での注文も受けるとのこと。今度から車中泊の夜食は、ここの焼鳥にしよう。
釣り場で冷たいビールと暖かい焼鳥、うれしい限りである。

６連敗・・・、くやしい。
振上げたこぶしの下ろしどころが無い。
こぶしは下ろせないが、人差し指は下ろせるのである。

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