釣日誌　釣れるといいなぁ　＠西海岸

土曜日、２日続けての出船。
マグロのハネはない。
大雨による濁りがとれていないせいか、塩分濃度が低くなったせいか。


濁りがない沖合へと船を走らせる。
・・・と、船が停止する。
スクリューのあたりに、幅１ｍ長さ５ｍほどの緑色の網が漂っている。
これが絡んだらまずいなぁ、と思ってみていたらスルスルと離れて行く。
やれやれ、一安心。


・・・と、網の下にたくさんの魚影。
ワカシの群れが、網に付いていたのだ。
マグロを釣りに来たんだし、ワカシを相手にしてもなぁ、
と頭では思っているのだが手が勝手にロッドをつかみ、俺のシャバジグ１００ｇをフォールさせる。
ワラワラとジグにじゃれつくワカシ君たち。
ほほう、これはこれで面白い。


・・・と、船長が「いいもんあるぞ」
その手に握りしめていたのは、ハリス１０号のサ○キ。
そんな、○ビキなんて・・・。
一瞬思ったが、「６本針全部に食いついて、おまけにジグにも食いついたらおもしれーゾ」
という悪魔のササヤキに負けてジグサビキを投入。
フォール後のただ巻きに、ククンとヒット。
全部にかかるまでは、あげないもんね。
しかし、船が流された網を追いかけて動き出す。
不本意ではあるが、仕掛けをあげる。
船が停止した後、再度ジグサビキを投入する。


・・・と（しつこいなぁ）１００ｇのシャバジグが落ちて行かない。
？？？、巻きあげるとシャバジグに装着した７/０フックをがっぷりと食ったワカシ君があがってくる。
７/０フックをくわえて、なおかつ１００ｇのジグの重みに耐えるとは、ワカシと言えども見上げた根性である。



その後、ハネがあったとの情報に船を走らせるも時すでに遅し。
９月のマグロ釣りはこれで終了。